「春心 本醸造」を飲む(西出酒造・石川県小松市)
ついこの前飲んだ春心の生酒が美味しかったので、同じ酒の火入れのものを買ってきました。
えぇえぇ、我ながら行動が早いとは思いますとも。
前は「たみやが推すなら」っていう受動的な動機で買いましたが、今回は自分が飲みたくて能動的に買いましたよ。
ちなみにラベルは一緒です。
見分けるには「生酒の肩ラベルの有無」「アルコール濃度にシールで上張りされているか」を確認しましょう。
価格は生酒と火入れは同じです。
(4合瓶で1,100円弱)
火入れのアルコール濃度は15%です。
生酒は18%ですので、アルコール量あたりのコスパは生酒のほうが高いですね。
(アル中的観点)
というわけで、さっそく飲んでみました。
ゴクリ→甘旨!...酸キタ~みたいな味わい
火入れですので、今回は常温でいきます。
けっこう黄色いです。
飲もうとしたときにちょうど同居人が焼肉のタレで野菜炒めを作り始めたので、香りは全然わかりません。笑
味わいは、甘旨のどっしり系と言いましょうか。
で、後味に酸。
しっかりした味わいで、ラベルには銘柄の上の目立つところに「加賀の酒」って明記してあるけど、この味わいは僕の中で「能登の酒」のイメージそのもの。
飲めば飲むほど酸を感じますね。
温めたら旨酸酒に変身
ぬる燗にしてみました。
温度が上がると旨酸酒になるってところは、言葉だけ見ると生酒と同じですね。
言葉だと同じなんですけど、味わいはけっこう違うんですよ?
そこらへんは僕の貧弱な語彙のせいですが、まあまあ、酒って文字ずらで飲むもんじゃないじゃないですか。
大まかな印象と美味いか不味いかだけ伝わればいいと思うんですよね僕は。
(自己弁護)
そしてこっちはけっこう酸っぱい香り。
酸が出てきてすっきりしましたね。
常温、燗ともに生酒より酸が前に出てきている印象です。
いや、これめっちゃ好きですね。
キレも良いし飽きない。
間違いなく燗上がりの酒でした。
美味い。
意識高い系日常酒って感じ
味がしっかりしてるけどクドくなくてキレが良い。
ずっと飲めますね。
食中酒としては、味がしっかりしとる食べものと相性が良いかもしれませんね。
もちろん、空酒としても楽しめます。
いやぁこの酒、好きですねー。
ますます春心が気に入った今日この頃でした。
おしまい。