書いとかないと忘れちゃう。




「高千代 本醸造」を飲む(高千代酒造・新潟県南魚沼市)

 

金沢のたみやで買ったやつですね。 


高千代は石川県ではたみや以外で見たことないです。

たみやでは看板まで掲げちゃってますけど。

(魔王が目立つ)

 

肩ラベルには「扁平精米辛口」とあります。

扁平精米とは、コメの形に沿って(形を保って?)平らに削っていく技術ですね。

通常の精米だと、これがまん丸になっちゃうんですね。

つまり削ったあとの形のイメージは、

ということになります。

あくまでイメージですよ?

扁平精米だと、コメの内部にコメと同様の形で分布する心白部分を無駄に削ることなく、不要な表面部分を削ることができるというメリットがあります。

これは合理的ですね。

さて、うんちくは置いといて、さっそく飲んでみましょう。

ほのかな吟醸系の香り

いつものように、まず常温です。

無色、にごりなし。

たしか一升瓶で2,000円くらいだったと記憶していますが、この価格帯としては上品な香りがしますね。

それも人工的な違和感のある甘い香りではなく、精米歩合が高そうな吟醸系の香り。

ここではじめてラベルを見てみると、確かに精米歩合は63%と吟醸酒に迫るレベルですね。

この価格でこんなに削っていいんやろか。 

味はバランス系

辛口って謳うほど辛く感じない。

たしかに甘くはない、でも別に辛くもない、みたいな。

いや、何杯か飲んでたらどっちかというと甘いような気がしてきたかも。

とりあえず、旨みはある。

バランスが良すぎてよくわからない

新潟の酒はこれだから困りますね。

(あんまり飲んだことないけど) 

よくわからないけど美味い。

でもまあ、なんせ美味いのは間違いないです。

気に入りました。

価格も安かったし。

燗でも美味い

味の系統は八海山の普通酒と似てますね。

これはもうずっと常温でいいやってなっちゃう系ですね。

グビグビ系の日常酒。

でもせっかくなので燗にもしましたよ。

バランスの良さは保ちつつ常温よりも甘旨みがふわっと広がって飲みごたえがありました。

これも◎(マル)。

 

というわけで、高千代の本醸造、なかなか美味しかったです。

さすがたみやさんが推すお酒は間違いないで!

 

ほなまた!