「太刀山 純米 極寒仕込み」を飲む
今日はこれ。
例の太刀山。
ただの純米という表記にとどまらず、極寒仕込み。
おそらくめっちゃ寒いときに仕込んでるんですね。
まあ正直、どこの蔵も仕込環境・時期は似たようなもんだと思いますが、かっこいいですよね、極寒仕込み（気に入ってる）。
これは以前飲んだ無濾過生酒の火入れバージョンですね。
こいつは酸っぱ旨くてスッキリ、僕の好みのお酒でした。
でも生酒、つまり期間限定商品なわけですよね。
こうなると、本来のスタンダードラインはどうなのか。
気になりますよね。
いってみましょう。
感想の殴り書き
ほんのり黄色、香りはとくに感じない。
まずは常温で。
- 甘さはない
- 味はしっかりしているがブワーっとはしていない
- どっしりではなく、キレは良い
- 旨味と酸味を感じる
酸のおかげで飲みやすく、すいすい系の酒です。
食中酒に良さそうですね。
一方で、味もしっかりしているので空酒でも楽しめます。
つまり万能！イケメン！
くどいという表現の真逆にいる酒ですね。
さて、燗もいってみましょう。
レンチンしたら上燗くらいになりました。
- ほのかなコメ香
- 酸が出てきて、味にも厚みが出た
- 味にパンチ力が出た
- 余韻が長くなり、収斂味というか渋味が感じられるようになった
- 酸が特徴的だが、旨味もしっかりしている
- 温度が下がるにつれ、苦味・渋味がより感じられるようになった
味に厚みがあるように感じられるのは、たぶん絶妙に苦味・渋味が含まれているからだと思う。
とがったところは無いけど、きれいにまとまったバランスの良い酒だという印象。
常温のところでも書いたけど、万能系の酒ですね。
味とか香りが特徴的だと、「今日は飲みたい気分じゃない」という日がありますが、こういう酒はいつでも飲めるから家に一本あるといいなと思います。
うん。
なくなったらまた買ってこよう。
我が家の常備酒メンバー入りです。
（なかやすしか売ってるところ知らないけど）
それでは。
吉江酒造株式会社
〒939-1356
富山県砺波市若草町43
Tel 0763-32-2232
Fax 0763-32-6234
