「泡盛 うりずん」を飲んで甕を甘く味わう
実は今年の正月に沖縄旅行に行きまして、泡盛熱が再燃してます。
(はじめて発生したのは一年半前に沖縄行ったとき)
そんなわけで、最近泡盛ばっかり飲んでます。
今回飲んだのはこれ。
石川酒造場の「うりずん」。
もうね、うりずんって名前がいいですよね。
意味はわからんけど響きが。
調べてみると、うりずんとは
春分から梅雨入り前くらいの緑が瑞々しく芽吹きはじめるような季節
のことらしいです。
そういえばラベルもそんな感じのさわやかな色合いですね。
意味を理解すると、さらに良い名前ですね。
バニラ風味のマイルドな甕
こいつを飲んだ僕の端的な感想です。
意味がわからないかもしれませんが、ほんまにこのとおりなんです。
とりあえず香りがふわっと甘い。
飲んでみるとやっぱり甘い、けど甘いだけでなく、なんとなく土を感じさせるような複雑な風味。
コクがある?といえばいいのか、飲みごたえがあります。
でも、まったくクセがあるという感じではなく、味わいは総じてマイルド。
いわゆるその土的な風味を甕と表現しているわけですが、表現上では同じ土感のある泡盛である白百合とは180°違う味わいです。(白百合はクセという言葉が液体状になったようなものです)
この甕感なんですが、調べてみるとこのうりずんは仕込みを甕で行っているそうです。(普通はステンレスタンク)
コメから酒になる段階の容器が甕ということで、なるほどこの味わいも納得ですね。
常備酒確定
いやあ、しかしこのうりずん、素直に美味いですね。
日本酒の甘口と違って、蒸留酒の甘さはクドさが全然ありませんね。
これで一升瓶がおよそ1,500円?(沖縄価格)
アルコール30°なのに?
リピ確定、というか常備酒確定です。
いやあ、ええ酒に出会ったわ。
また追加買お。
泡盛って楽しいね。
おしまい。