「七尾 焼鳥」でググるくらいなら、もう何も考えずに「銀座 長八」に行けばいいよ(七尾市大手町)
以前書いたこの記事の兄弟記事みたいもんです。
石川県人、というか七尾市民にしか価値のない記事ですので、ご了承願います。
あ、いや、旅行で七尾来たりした人も関係あるか。
まあ、読もうと思ったら読んでください。
銀座 長八という焼鳥屋を初訪問
この前、新しい店を開拓しました。
「銀座 長八(ぎんざ ちょうはち)」。
こんな店あったんですねー。
七尾駅からだいたい徒歩5分くらい。
リボン通り入ってすぐのところを横に折れた裏路地みたいところにあります。
いやあ、こんなお店知らんかったなー。
炭火焼(全品国産精肉使用)
お持ち帰りできます(電話予約可)
オードブル承ります
各種ご宴会承ります
焼鳥 銀座 長八
まあ、炭火で焼く焼鳥屋さんなんでしょう。
そこらへんに住んでるおっちゃんが集まる居酒屋さん感
初訪問の玄関をくぐるときに必要なある種の覚悟を決め、入店。
もうね、店内に漂うローカル感がハンパないですよね。
ローカル感の代表①でかやま
ローカル感の代表②相撲カレンダー
だいたいこういう店の親父さん(店主)って、料理作りながら郷土力士の勝敗に一喜一憂しますよね。
この日も親父さんが焼鳥やきながら「うあー!遠藤(※)!」とか言ってましたもんね。
※穴水町出身の関取
店長の愛想が信じられないくらい悪い
これは避けて通れないので先に言っておきます。
これね、半端じゃないです。
これは覚悟して行くべきやと思いますね。
店長という言葉が正しいのか、はたまたマスター?おやじ?とりあえずおやじにしときますか?
おやじさん基本激オコです。
超不機嫌、超ふてぶてしいです。
注文した料理なんか、こっちを見もせずにスコーン!って皿置きますからね。
(もちろん無言)
ただ僕は、このおやじさんっていわゆる古き良き時代の職人気質の人なんやと思うんですよ。
つまり「客への愛想とかそんなもんより味、美味いもんを作ることに命かけとるんや」みたいな意気込みの現れなんじゃないかって思うんですよね。
いや、実はほんまにただのふてこいおっさんなんかもしれませんけど。
これもまあ、結局はローカル感の現れですよね。
誤解しないでいただきたいのは、僕は別に不快でもなんでもないってことです。
(むしろこういうの好き)
ちなみに僕らの後に来たお客さんは、端っこの席を指さして「そこ行け」って言われてました。
完全に客商売のスタンスじゃない。笑
とりあえず、注文した食べものはどれも美味かった
メニューはこちら。
このほかにも、黒板に本日のおすすめメニューみたいもんがあります。
注文したのは、
- 店長おまかせ串盛り合わせ
- バラ肉(タレ)
- タン(塩)
- チャンジャ
- 長八サラダ
- ホルモンの四川風炒め
写真は上記の順番どおりです。
で、肝心の味なんですけども、焼鳥が美味でしたね。
焼きたて感、味付け、焼き加減、ボリューム、値ごろ感、どれも文句なしです。
このクオリティの焼鳥を食べながらビールが飲めるってだけでこの店は来る価値ありますよね。
ただまあ、あくまで調理を要する料理が美味いのであって、チャンジャはチャンジャですし、サラダに至ってはホテルの朝食バイキングとかで自分で盛ったサラダのほうがよっぽどクオリティ高いと思います。
でも、チャンジャがない居酒屋だっていっぱいあるし、焼鳥が美味いんだから野菜だって肉と肉の間の口休めくらいの感覚ですから、これで十分だとも思いますね。
ちなみに、注文した時に「少し時間かかるよ」と言われたホルモンの四川風炒めがお断りどおり最後に出てきたわけですけども、これがホルモンラーの僕にはどストライクでした。
ほんまに美味くてしかもボリュームたっぷりで、これ食べたことによってこの銀座長八が僕の七尾のお気に入り居酒屋リストの不動の地位にガッツーン刻み込まれましたね。
ここ来た人は絶対これ頼むべきやと思う。
ただ、実は本日のおすすめメニュー黒板に気づいたのが一通り注文したあとやったんですが、ホタテチャンジャなるものを頼んどけばよかったと後悔しました。
あ、もちろんビールも注文してますよ。
スーパードライのエクストラコールド。
この日の天気は雪でしたので、特別冷たくは感じませんでした。
店内にはハイボールなりチューハイなりを推すチラシが出てるんですが、なんせここの食べもののビールとの相性が半端なくて生ビール⇔瓶ビールを延々とループしてしまいました。
とりあえず七尾で飲もうってなったら、もう銀座 長八でええやん
一番冒頭で紹介しましたけど、七尾には「鳥よし」なる良い店がありまして、僕はここがとてもお気に入りやったんですよ。
ただ、このお店は若干おしゃれというか意識高い感じが正直ありました。
そんなところにこの長八ときたら、溢れ出るローカル感ととりあえず感、ハードルのようなものを一ミリも感じさせません。
そしてメニューの値段はお手頃で、しかも美味い。
むしろ掃除機的な、吸い込まれるような魅力が感じられます。
いやあ、僕が知らんだけで良いお店っていっぱいあるんやなあ。
銀座長八、とにかく僕は気に入った。
絶対また来よう。
そして店を出た時にはすっかり白いやつが本降りになっていました。
こらエクストラコールドが別に冷たく感じんわけですよね。
おしまい。
(おまけの写真)