書いとかないと忘れちゃう。




冬の焚火、最強です

 

石川県の冬はとても寒いです。 

寒く、そしてこれは日本海側地域の共通の特徴だと思いますが、いつも雨が降っています。

 

先日の夜、いつもどおり寒かったんですが、珍しく天気が良い日がありました。

月や星が煌々と照っていました。

冬は空気が澄んでいるので、星空がとてもきれいに見えます。

しかし冬の石川県の空にはいつも分厚い雲がありますので、ほとんどの人はそのことを忘れてしまいます

僕もすっかり忘れていたのですが、その珍しく天気の良い星空を見て思い出しました。

 

そして、「この美しい星空の下、焚火をしたらどれほど素敵だろう」と思いました。

 

冬の夜の焚火

やってみました。

自宅の庭で。

思い立ったのが夜10時くらいでしたから、焚火台をすら使わずに火熾し器を使うことにしました。(コンパクトなので)

 

いやー良いですね。

前述のとおり、秋以降は寒いやら天気悪いやらでずっと焚火から遠ざかっていましたので、久しぶりの炎でした。

炎とはなぜ、これほどヒトの心を癒してくれるのでしょう。

当時の気温は1℃で、思いついてすぐ外に出てはじめたので服装的な防寒対策が不十分だったということもあり(Tシャツ+スウェット+ペラッペラのマウンテンパーカ)、正直言って火にあたりながらなもかなり寒かったですが、僕の心はとても満たされていました。

かんでもかんでも水のようなサラッサラの鼻水だダラッダラ出ていたにもかかわらず。

これは言うまでもないことですが、焚火はやはり夜が良いですね。

あたりが暗闇に包まれる中、自分で熾した炎に薪をくべながら泡盛を飲む。

とても素敵な時間を過ごすことができました。

冬に焚火をしてみて気づいたこと

というわけで、今年初の焚火を唐突に敢行してみたわけですが、いくつか気づいたことがあります。

1.星空がきれい

そもそも星がきれいだったから今回の焚火慣行と相成ったわけですが。

晴れているのが前提ですが、夏より冬のほうが星ははるかにきれいです。

オリオン座がバァーンと見えてるのも良いですね。

2.白煙がめちゃ出る

薪が湿気を含んでるんですね。

いや、僕が屋外保管してた薪を使ったから悪いんですけど。

もちろん火も着きにくいです。

この白煙ですが、炎の勢いを強くすることでブワァーッと上昇気流ができ、煙を勢いよく真上にあげることができるので、煙たさを軽減することができます。

薪をどんどん突っ込みましょう。 

3.寒い

まあ冬ですからね。

防寒対策をしっかり行っておく必要がありますね。

そして炎を大きくつくること。

この点でも僕はフットワークを重視してコンパクトな火熾し器で焚火をしちゃったために炎が小さく、寒さに拍車をかけました。

とにかく、冬焚火の一番の障害がこの「寒さ」だと思います。

ガタガタ震えていると、焚火の一番の醍醐味である「ゆったりとした時間」を過ごすことができませんからね。

今回僕も寒さは感じていましたがそこまで致命的なほどではなかったので、幸いでした。

逆に言えば、防寒対策さえ万全であれば、冬だからといって焚火をすることのハードルは何もないということに気づきました。

もちろん天気さえ良ければですけど。

冬こそ焚火したらいいよ

まあ、なんてったって冬はやっぱり寒いですから、どんな人でも基本インドア傾向になっちゃいますよね 。

でもそんな中で、たまにきれいな星空を見ながら張りつめるような冷たい外気を吸い込み、揺らめく炎を眺める。

そしてビールを飲み、泡盛を飲む。

チューハイを飲み、ウイスキーを飲む。

直火で温めた熱燗を飲む。

たまにラム酒とか焼酎も飲む。

これはなかなか、ほんとうに良いです。

虫もいませんしね。

もしかしたら太平洋側の人にとっちゃ「冬に焚火」って全く普通のことなのかもしれませんが、日本海側だって問題なくやれちゃうってことが今回わかりました。

焚火最高!

 

 

(余談)

今回僕が焚火に使った火熾し器はこれです。 

コンパクトだし炎の勢いも良かったのですが、いかんせんコンパクトゆえ炎の絶対量が不足していました。

冬に焚火をするには、服装面での防寒対策をもっとしっかりするか、もっと大きな焚火台を使ったほうが良いかなと思います。 

あ、でも炎がコンパクトなだけで、焚火台としてはとても優秀でした。

もちろん本来の使いみちである火熾し器としても優秀で、一家に一台あって損はないと思います。

 

そして僕がいつも使ってる焚火台はこれです。 

これはもうお手頃価格だし、焚火もできるしバーベキューもできるし、めちゃ活用してますね。

ただ、けっこう大きいので一人焚火には少し出すのが億劫なんですよね。

でも家族(うちは4人)で使うにはとても良い大きさだと思います。

 

というわけで、今気になってる一人焚火用のギアが以下。 

スノーピーク(snow peak) 焚火台 S [1~2人用]

スノーピーク(snow peak) 焚火台 S [1~2人用]

 
ソロストーブ solo stove ソロストーブ キャンプファイヤー SSCF

ソロストーブ solo stove ソロストーブ キャンプファイヤー SSCF

 

どっちもスタイリッシュ!

春までにはどっちか買いたい!

でもどっちか迷う!

 

こんな道具選びも含めて、焚火ってほんまに楽しいよね。

おしまい。