若駒 辛口純米酒を飲む
この前なかやすで買ったやつですね。
-辛口純米酒 若駒-
この酒はなかやす店内のPOPで一目惚れ。
この純米は酸もしっかりしていてシャープ。
野太さを感じるごつい酒。
かなり辛く感じるけどキレは悪くない。常温よし、温めてなおよし!
2,160円(税込)
−by エスポアなかやす店内POP
いやあ僕、酒の表現で「野太さ」ってはじめて聞きましたよ。
まあ、ごついとも書いてあるし、たぶん「どっしり系」、いわゆる淡麗ではなく濃醇よりの味わいなんじゃないかと推察できます。
そして「酸もしっかり」とくればもうすでにヨダレが。。。
さらに「温めてなおよし」と来たもんだ。
おいおい、僕が燗ヤー(燗する人、燗を愛する人)とわかってて敢えてそんなこと書いてあるのか?
まだ店に入って1分しか経ってないのに、もう即買い確定やないかい。
(ちなみに僕は酸が効いた酒が好きな酸ヤーでもあります)
ラベルのデザインも野太いというか、無骨な感じがしますよね。
-芳醇無比 辛口純米酒-
平たく言うと、めちゃ芳醇ということですかね。
使用米は富山県産米との表記にとどまり、品種は不明。
富山県産米て。
富山で作っとる米って言うてもやぞ?
品種×産地×栽培方法…どんだけバリエーションあるんや。
全く絞り込めんやん。
-ふた-
感想の殴り書き
ほんで、実際に飲んでみて感じたことは以下のとおり。
文章にするのめんどくさくなりましたので、飲みながらそのとき感じたことを簡潔に・感じたとおりに伝えるため、箇条書きにしました。
まずは常温。
- 香りはそれほど主張はない
- 無色
- 辛い!とは思わないけど、間違いなく甘くないので、辛口
- 旨味はあるが、さっぱりした旨さ
- 事前の予想を裏切り、まったくどっしりとはしてないが、味はしっかりしている
→舌先はスッキリ、舌の横側でぶわっとした味を感じる - 刺身と合うと思う
- キレがめちゃ良い
- ごくごく飲んでしまう
- 石川県の酒の中では、あまり味わったことがない味わい
→富山にはたまにある(太刀山のイメージと似てる) - ぶわっとしながらもシャープな味わい
→酸っぱさはないが、酸がうまく効いている感じ
これ美味いっすわー。
次は上燗。
- 香りは変わらず、ほとんどなし
- 常温のところで書いた「舌の側面で感じるぶわっとした感じ」が、ボリュームを増しながらも若干「ふわっ」とやわらかくなった
- 甘味が少し感じられるようになり、味わいがふくよかになった
これほんま美味いっすわー。
まとめ
これ美味い!
これで2,160円て。
コスパ良すぎ。
買わん理由がどうやっても思いつかん。
基本はね、辛口なんですよ。
でも、味がしっかりした辛口。
それも、酸が絶妙に絡んだ、妙にしっかりとした複雑な味わいのある辛口。
まさにスッキリかつブワァーですね。
イメージはドーナツ。
真ん中はズカンと穴が空いたようにスッキリ、でも周りから肉厚な味わいが押し寄せてくる。
(めちゃわかりにくいですよね、わかってはいます)
とりあえず、味わいは同じ富山の酒の太刀山(純米 無濾過生酒)と似てます。
味はかなりしっかりしてるんですが、ここに酸が絡んでるのが良い。
キレが良く、どんどん飲んじゃう。
なんか味の実態がつかめないところもあって、とにかくどんどん飲んじゃう。
そしてどれだけ飲んでもまったくクドくなく、飲み飽きしない。
とりあえず、僕はこの酒めちゃ気に入りました。
次なかやす行ったときも絶対買おっと。
こんな酒がこんな価格で変えるなんて、富山の酒も楽しませてくれるなあ。
こうなると一緒に買った「金寶 自然酒 燗誂」も楽しみです。
それでは今日はこの辺で。